どんな仕事をしていても不満は少なからずあるものですが、介護職は離職率も高いので不満を抱えている人は多くいます。
介護職の約8割の人が不満を持っているというデータもあり、辛い現状から抜け出すために退職を考えている人もいます。
仕事の不満というのは人によって異なりますが、介護職の不満で一番多いのが給料の安さです。
仕事内容がハードな割に低賃金で、正社員で働いた場合でも年収は300万円程度になります。
その他には夜勤などがあって仕事量が多い、何年働いてもなかなか給料が上がらない、昇給システムが曖昧である、連休が取りにくいことなどの不満があります。また利用者や職場の人間関係などでストレスが溜まりやすい職場でもあるため、ちょっとしたことでも不満がたまってしまいます。
しかし、介護職に不満があり一度辞めてしまっても、再び介護職として復帰する人は多くいます。
仕事自体には満足している人が多く、復帰する時には今まで不満に感じていた事が改善できる職場を選んで働いています。
介護施設は職場によって働きやすさや雰囲気も違うため、今の職場に不満を抱えているなら我慢しないで転職を考えてみるといいでしょう。
職場を変えることで不満を解消することが期待できます。
またその際には転職エージェントを利用すると自分に合った職場を見つけられるため、働き始めてからの不満も少ないでしょう。
ただし介護業界に転職する場合、自分勝手に今の職場を辞めてしまうと転職の際に悪影響を及ぼすことがあるため、円満に退職する必要があります。
職場に迷惑が掛からないように退職時期の1~2ヶ月前には上司に退職の意思を伝え、後任者にしっかりと引継ぎしましょう。